2025年10月1日より、海外の運転免許証を持つ外国人が日本の免許証を取得する「外免切り替え」の運用が厳格化されます。
住所確認のため、原則として住民票の写しの提出を義務付け、住民票が無い外国人観光客には切り替えを認めないこととなります。
交通ルールの知識を問う試験は問題数を従来の5倍にし、合格ラインを引き上げることになりました。
従来の手続きは筆記試験が簡単なうえ、ホテルに短期滞在中の観光客でも切り替えられる点などが問題視されてきました。
本日より施行される改正道路交通法施行規則により、国籍にかかわらず住民票の写しの提出が原則義務付けられました。
イラスト付き10問の二択だった筆記試験は、問題数を50問に増やしイラストを廃止。切り替えに必要な正解率は70%から90%に引き上げた。
運転技術をチェックする技能試験でも横断歩道や踏切の通過といった場面を新たに課題として加え、新規の免許取得時と同様に厳しく採点することになります。